やってみようと思いました。誰も見てないしね。
詞について語ることは対面では恥ずかしいところがあるから、文面で。
今回は餞に染まるよ、で最近やった「はるか」の歌詞について。
タイトルについて
はるか、は歌詞にもある「春が香」ることを指して付けました。だから漢字にすると春香かな。
これを僕は固有名詞にも思えるし、上記の意味にも取れるようにひらがなで「はるか」としました。
歌詞について
春が香ったから
僕は君を嫌いになりそう
この時系列は今。ふと青春時代を思って春の匂いを感じる。それは桜か、他の花でも良いですが花吹く季節の香りってありますよね。
あの甘酸っぱいような、鼻をつく花の香り。それである日を想起することを始めに話しているんです。
背中を追ったあの春 楽しかったなんて思うよ
背中を見ていたあの夏 憧れたんだ その姿
春に出会っているはずなんです、この主人公は。それは入学して、同級生のマドンナでも良いし、部活の憧れの先輩でも良い。とにかく始まりの春に出会った。
そしてその背を追って、憧れて、姿は容貌だけではなく何かに打ち込む姿でもなんでも良い。
とにかく主人公は憧れのその人の背を追っている。ここはまさに青春って感じですね。甘酸っぱい!
長い夏はあっという間だったね
蜃気楼 きらめき 熱を思い出す
青春における夏って長いんですよ。アニメとかも夏の回に割く時間が長い(はず)。
夏って暑くて僕は嫌いですが、イベントごとも多くて、合宿・お祭り・花火大会などなど…思い出に残ることが多いはずです。
蜃気楼は日常からある、アスファルトを揺らめかせるようなあっつい夏。あの揺らめきも夢みたいに見えるのが幻想的ですよね。
きらめきはなんと取ってもらっても。花火のきらめき?運動部の憧れの人の汗?憧れの人が夏でも涼しくしているエレガントさ?全てがきらめきであるはず。
熱もこの暑さに浮かされた感覚か、憧れの人を追う熱か、いくらでも解釈があって良い。
春が香ったから 僕は君を好きになりそう
春が香ったから 僕は君を嫌いになりそう
相対する二つの歌詞。時間軸は今に戻ってると思います。
春の匂いを感じると、やはり憧れのあの人を思い出して好きになりそう。
だけれど今は嫌いになりそうな気持ちもある。答え合わせはこの後で…って感じですかね。ムフフ。
さびしかったあの秋 あんな姿を見るなんて
思い出せないあの冬 君をマトモに見れなくて
急激に毛色が秋から変わります。
「あんな姿」はご想像にお任せします。きっと憧れの人の憧れとは程遠い姿だったんでしょうね。
ちなみに僕は「憧れのクールビューティーの先輩が彼氏ができてデレデレの姿になった」ことを想起しました。本当に、聞き手にお任せしますが。
冬はそんな姿を見せつけられて、真っ直ぐに見れなくなってしまいます。
別解釈ですが、自死してしまった憧れの人を思うと、その人の写真なんかも真っ直ぐに見れなくなってしまいますよね。解釈はお任せします。
春が香ったから 僕は君を好きになりそう
春が香ったから 僕は君を嫌いになりそう
春が香ったから 僕は君を嫌いになりそうだった
春が香ったから 僕は君を嫌いになった
揺れ動く気持ち。
春の香りを感じると“君”を思って好きになりそうだったり嫌いになりそうだったり…
でも確実に言えるのは、最後に「嫌いになった」と明言している時点で主人公は吹っ切れているんですね。つまり、憧れの人だった“君”の呪縛からは解き放たれているはずです。
そのあとは何事もないと僕は想定しています。はっきりと嫌いになって、その人への思いは立ち消えて、春になってもその人を思い出さずに済むようになった、と。
ある意味で主人公にとってはハッピーエンドだし、前を向けたと言える歌詞にしたつもりです。
昨今、逆恨みからの凶行が見受けられますが、僕はこの歌詞は「嫌いになっ」て感情が昇華されたものとして書いています。
現実もそうあると良いのですがね…