備忘録

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【作詞レビュー】はるか/餞に染まるよ、

やってみようと思いました。誰も見てないしね。

詞について語ることは対面では恥ずかしいところがあるから、文面で。

今回は餞に染まるよ、で最近やった「はるか」の歌詞について。

タイトルについて

はるか、は歌詞にもある「春が香」ることを指して付けました。だから漢字にすると春香かな。

これを僕は固有名詞にも思えるし、上記の意味にも取れるようにひらがなで「はるか」としました。

歌詞について

春が香ったから

僕は君を嫌いになりそう

この時系列は今。ふと青春時代を思って春の匂いを感じる。それは桜か、他の花でも良いですが花吹く季節の香りってありますよね。

あの甘酸っぱいような、鼻をつく花の香り。それである日を想起することを始めに話しているんです。

背中を追ったあの春 楽しかったなんて思うよ

背中を見ていたあの夏 憧れたんだ その姿

春に出会っているはずなんです、この主人公は。それは入学して、同級生のマドンナでも良いし、部活の憧れの先輩でも良い。とにかく始まりの春に出会った。

そしてその背を追って、憧れて、姿は容貌だけではなく何かに打ち込む姿でもなんでも良い。

とにかく主人公は憧れのその人の背を追っている。ここはまさに青春って感じですね。甘酸っぱい!

長い夏はあっという間だったね

蜃気楼 きらめき 熱を思い出す

青春における夏って長いんですよ。アニメとかも夏の回に割く時間が長い(はず)。

夏って暑くて僕は嫌いですが、イベントごとも多くて、合宿・お祭り・花火大会などなど…思い出に残ることが多いはずです。

蜃気楼は日常からある、アスファルトを揺らめかせるようなあっつい夏。あの揺らめきも夢みたいに見えるのが幻想的ですよね。

きらめきはなんと取ってもらっても。花火のきらめき?運動部の憧れの人の汗?憧れの人が夏でも涼しくしているエレガントさ?全てがきらめきであるはず。

熱もこの暑さに浮かされた感覚か、憧れの人を追う熱か、いくらでも解釈があって良い。

春が香ったから 僕は君を好きになりそう

春が香ったから 僕は君を嫌いになりそう

相対する二つの歌詞。時間軸は今に戻ってると思います。

春の匂いを感じると、やはり憧れのあの人を思い出して好きになりそう。

だけれど今は嫌いになりそうな気持ちもある。答え合わせはこの後で…って感じですかね。ムフフ。

さびしかったあの秋 あんな姿を見るなんて

思い出せないあの冬 君をマトモに見れなくて

急激に毛色が秋から変わります。

「あんな姿」はご想像にお任せします。きっと憧れの人の憧れとは程遠い姿だったんでしょうね。

ちなみに僕は「憧れのクールビューティーの先輩が彼氏ができてデレデレの姿になった」ことを想起しました。本当に、聞き手にお任せしますが。

冬はそんな姿を見せつけられて、真っ直ぐに見れなくなってしまいます。

別解釈ですが、自死してしまった憧れの人を思うと、その人の写真なんかも真っ直ぐに見れなくなってしまいますよね。解釈はお任せします。

春が香ったから 僕は君を好きになりそう

春が香ったから 僕は君を嫌いになりそう

春が香ったから 僕は君を嫌いになりそうだった

春が香ったから 僕は君を嫌いになった

揺れ動く気持ち。

春の香りを感じると“君”を思って好きになりそうだったり嫌いになりそうだったり…

でも確実に言えるのは、最後に「嫌いになった」と明言している時点で主人公は吹っ切れているんですね。つまり、憧れの人だった“君”の呪縛からは解き放たれているはずです。

そのあとは何事もないと僕は想定しています。はっきりと嫌いになって、その人への思いは立ち消えて、春になってもその人を思い出さずに済むようになった、と。

ある意味で主人公にとってはハッピーエンドだし、前を向けたと言える歌詞にしたつもりです。

 

昨今、逆恨みからの凶行が見受けられますが、僕はこの歌詞は「嫌いになっ」て感情が昇華されたものとして書いています。

現実もそうあると良いのですがね…

7Aスティックは細すぎたかもしれない

餞に染まるよ、ライブでした。

まずは主催のVi.Beat様に感謝を。2回目のライブの機会をいただきただただ、感謝です。

ちょっともう、反省と学びが沢山ありすぎてどうしたらいいか…

セットリストと所感

今回のセットリストは以下

  1. あなたとの香りは(オリジナル)
  2. 夜明け(オリジナル)
  3. はなむけ/チリヌルヲワカ
  4. クレーター(オリジナル)
  5. はるか(オリジナル)
  6. 怪物(オリジナル)

かなりオリジナル比率マシマシのセトリです。それも僕が半分は作曲している!?なんということだ…

感慨ですなあ…

案外僕の作った曲ってのは見破られないもので、僕は夜明け、クレーター、はるかを作曲しました。前々から思っていたが、クレーターを作る人がはるかを作るのかと思われたい欲

テクい曲を作りたい欲とエモ。これは僕がどれだけ想像力を働かせられるかにかかっていて、青春ボーイに憑依すればはるかになるし、色を鈍く付けながら変わり種を作りたければクレーターになる。しかし、クレーターはすごく合う歌詞をあじたまさんがつけてくれたのには改めて感謝である…

 

して、このライブはすごく良かったと思う。というのも、いわゆるライブハウスでやったのがすごくしっくりきた。僕のポジショニングが納得感があって、ボーカルの背中を見て、ベースの背中を見てという位置関係がなんとなく、長らくそうやってきたからかしっくりきた。背中を向けられているのになんだかそれに安心した。

スリーピースというのは実はライブハウスでは初めてだったかもしれないが、なんだかそれでも落ち着いてしまうものがあった。距離は遠かったが…

そしてやっぱりバンドは生き物で、2回目にして落ち着きと、それによる弊害みたいなものはあって、生き物というか生物(なまもの)というか、色々と思うところはあった。

 

反省

もう言い尽くせないほどの個人的反省。

まずは何故スティックケースを忘れたのか。これはもう、反省と言っても尽くせないほどの反省点。しかし表題の気づきにも繋がるなんとも言えないところ。マジで帰ってきて「おかえり」と言わんばかりにベッドに鎮座していたスティックケースには殺意が生まれた(元々生きてないけど…)。

というのも、今日は直前の練習から、限りなく自前のスプラッシュシンバルがいい音をした。恐らくセッティングもあるのだろうが、パワーの違いが起因するのであれば今回のような即席の太めのスティックの方がよく鳴るのだろう。僕は決めた、これから110HCを使います。それに限らず「なんか太くて馴染まないんだよなあ」と思っていたVIC FIRTHのとか。そこに馴染ませた方がいいでしょう、色々と。

そしてそれを言い訳とできないほどのハイテンポへの適応。ああ、僕が魔虚羅だったらガコン一つだったのに。主にツービートが心残りで、何故僕はあんなにもツービートが叩けないのか。

その後のバンドを見ていて、当たり前にツービートを叩く姿を見て、まさに胡蝶しのぶの気分だった。「もっと力があれば、もっと前から共学校でパンクをやっていれば」と。17,8年やっていて、ビークルも聴いていたけれど本当にできなきゃという切迫感でパンクをやったことがほとんどなくて、なかなか身につまされるというか、バックボーンのデメリットを感じた。

これはどうにも取り戻せない。長年やってるからこそクセを抜くのは途方もない。だとしても、はるかという曲を自分で作って追い込んだこと。友人に言われたが確かに攻めているというか追い込んだと思う。本当にスタジオで「なんでこんな曲作ったんだ」とぼやいてしまうほどに苦しい曲だった。それでも愛着があるのはなかなかどうして、急に憑依した『はるか先輩に恋をした青年の失恋』が気に入ったからか?

 

僕は柄にもなくすごく自信を失ってしまった。

そこでギタボのあじたまさんは「ぐらたんの“歌ってるドラム”がいい」と言われて本当に助かった。

僕のドラムはクリックに合わない。そもそもクリックに合わせることができないほど根本的なリズム感がない。

ドラムはクリック、ないしはメトロノームに合わせた絶対的リズムが大事なのだと思うが、僕はそれができない。数えることもできない。端的に言えば打楽器が向いていない。この後ろめたさというか、自信のなさはずーっと背中に乗っかってきていた。

それでいて過去の先輩は「歌うドラム」と言ってくれた。他にも組んでいる仲間は「あなたがいい」と言ってくれる。嬉しいけれど、その嬉しさは心からだったかと言われると疑問だった。

でもわかった。性格由来の“合わせるドラム”。これを“歌う”と言われていたんだ。僕は流石に一人で曲を成り立たせるほど“歌”が上手くない。でも、周りを見て気を遣って、それでアンサンブルを成り立たせようという気持ちは(人一倍とまでは言えないが)ある。

これを喜んでくれる人がいる。やっていて良かったなあなんて、ドラムでよかったなんて、ひさしぶりに思いました

地に足ついてデカい音鳴らすポジションを全うしたい。音の気味の良さはこれからも意識してやっていきたいな。日々研鑽。

 

最後に

あのー、…頑張ります。

僕は僕だし、僕以外に僕はいないんです

これを求めてくれる人がいるなら頑張る他ないです。どうぞよろしく。

そして作曲が鈍っている。これはライブとは全然別件ですが少し悩んでいた。これに友人は「ダイエットみたいなものだから。グッと上がるときもあれ横ばいのときも続くよ。だから横ばいでも続けるのが大事だよ」と。確かになあ、と腑に落ちた。だからちまちま、毎日、頑張ってコード一つでもいいからつけていきますよ…

 

それでね?また来週餞に染まるよ、はライブします。そこで少しでも今回の反省を活かして、堂々とドラムを叩けたらいいなと思います。

長くなりましたが今後もお付き合いいただければ。よろしくお願いします。

【雑記】反省

年始早々、反省から始まるのは心苦しさも無きにしも非ずだが、まあいいでしょう。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日(厳密に言えば昨日)はサークルのOB会セッションでした。

文字通りセッションで何曲かやったんですが、まあまあ反省というか、もっとできただろうというところがありました。

背景

このサークルというのが、ビートルズのコピバンサークルです。

言わずもがな、セッションはビートルズオンリー。

まあそんなサークルに所属しているが故に、ビートルズの曲は大概やったことがあって、外部含めてほとんどの曲は一回はやってるんじゃないかな…(特殊な曲を除くと)

ましてやドラマーはいいように使われて、それが色々と成長させてくれたところもありました。

そんな中ですごく愛着のあるバンドもあったりだとか、というのは別の話。

今回の話

セッションでは

  • From me to you
  • Long tall Sally
  • Tell me why
  • Baby it's you

をやりました。んー、シブいともバカとも言えない選曲ですね。

ちなみに与えられた中で選んだ曲なので完全に僕の趣味ではないです。

 

特にFrom me to youなんかはトップバッターだったのでアガっちゃって、悔いが残りまくりですね。ほんっとに恥ずかしい。

セッティングを全然変えなかったのも僕のミスですが、置かれたところで咲きたい性分なので始めてしまった。最低限すべきでしたね。例えば、スネアの高さとか。

それと同時にわかりきった構成にビクビクしていたのがバカらしいですね。距離感とか、諸々を測っていた感じはありました。まあ全て、言い訳に過ぎないですけどね。反省。

 

で、Long tall Sally。これ、サークル現役時代に持て囃された(?)曲で、僕の代名詞(?)みたいになってたんで立候補したんですがもーダメ。全然、あの、やっぱり練習しないといけませんね。安定しなすぎて、恥と恥の上塗り。

でも、その中で感じたのはリカバーはまあまあできるようになったかもなあ、ということ。シンバルのタイミングさえ合えば他を乱さないかもと意識できたこと。これはドラマーとして大事。ある意味大学時代から僅かに成長できたのかな?とは思った。いやいや、前向きに捉えてなお、グズグズなドラムでした。本当に申し訳なかった。

 

Tell me why、これは地味にドラマーも楽しい曲。何故か頻繁にオカズがいただける。

そのオカズを逃したりなんだりで、まあ、まあ、ごめんなさい。

それ以上にドラムソロ?ではないけど取り残されるタイミングの連打がブレていたなあ、と。元々苦手なのですが、出ちゃいましたね。課題だ。メモメモ。

 

そして、Baby it's you。これも課題が残るものを感じました。

まず、前日に改めて音源を聴いて「バスドラええやんけ」という感想。もし今の僕がちゃんと時間をいただいてやるならバスドラごとまるっと完コピしたくなるだろうな!と思った。まあ今回はそんな時間もなく…

流しでもそれなりの雰囲気と合わせるバスドラを感じられて、これは本当に深い学びになった(当方、バスドラが非常に苦手です)。

アウトロミスったのは非常に痛手でした。フェードアウトの締め方マジでわからん…

最後に

演奏についてはこんなところ。でもまあ、大先輩方や、懐かしい面々と顔を合わせ、あわよくば演奏できたところはやっぱり大きい、とかの言葉では足りないくらい自分にとって大きい経験だったかな、と思いました。

みんな生き生きしていて、やっぱりテンポは本家に合わせるんだなとか、サークル外の先輩方とやるのよりも張り合いがあって、緊張感と満足感と、なんか、言葉にできないエモさ(使いたくない言葉)があって、これこそこのサークルだなと思いました。

まだ機会があればやりたいな、できれば、僕と組んだあの先輩とも。

この一年を振り返り

段々と街の呼吸が深く、遅くなっていくのを感じます。

まだまだ暖かい昼が続いている一方で日が短くなるのを見て、もう今年が終わるのだと実感させられるような12月でした。

一昨日31歳になったのですが、いかんせん一年の総括をしたくなるような誕生日なもので、ついでながら考えめぐらせてみようかと。

この一年は

この一年はクリエイティビティの一言な気がします。

あいも変わらぬ生活を送る中で、作曲を始めたのはでかかった。

この歳になって、ふと思い立って餞に染まるよ、のあじたまさんに「何使ってます?どうやってます?」と聞いて始めた作曲は今では帰宅後の楽しみの一つになった。

最初はChatGPTの手助けを借りてはいたものの、今はそれもいらずにサクサクと作れるようになった。成長を感じる!

 

昔から何でも自分でやりたい性分で、あれこれと趣味を増やしてきたが、何故か最も手近な作曲には手を出さなかった。それも解消されたわけです。

文章を書くのも嫌いではないが、ろくに続くもんでもなかったので、自分の感性をアウトプットできる方法が一つ増えたのはこれから先を考えてもすごく良かったなと思った。

リスナー活動について

リスナーとしては上半期に遠征するなど、割と活発に動いた気がする。まあ、下半期もthe cabsを見に行くという大きなイベントがあったけど。

遠征なんて本当に久しぶりだったし、弾丸旅行って感じで楽しめたと思う。お財布には大ダメージでしたが!!

既に2026年見に行く予定が複数あるので本当に楽しみだ。これからも積極的に色々と見ていこう!!

お仕事のほど

反面、お仕事はどうにも至らないことばかりで、またまたうつ病に立ち返ってしまったりなど、反省の一言では足りないくらい不甲斐ない一年だった。

こういう情緒の不安定さがクリエイティブにつながるのかもしれないが確実に自分を壊して削っている感覚は否めないので、なんとかして安定を模索していかなくてはいけない。

来年は否応にも節目の年となるため、より一層気合を入れていかないとね。楽しいだけが人生ではないので。

来る年に向けて

上にも書いた通り、仕事に重心を持っていきたい年ではある。でも、それだけじゃなくより密度を上げて全てを物事で埋め尽くせるような年にできたらな、と思う。

仕事柄でもあるが、やはり一生勉強だと思うし、それこそ頭が良く、地位のある人ほどそう言う。

そうは言っても生きていける時間に限りはあるし、現にどんな高名な科学者でも世界の全てを知ることができた人はいない。

人生とは勉強の取捨選択だと思う。「取捨」と2つが等価かのように簡単に言うが、やはり「取」は「捨」の何倍も難しい。

その中で僕はこれまで「取」してきたものに加えて曲作りを学ぶ選択を取ったので、それも無駄にはしたくない。もちろんこれまで選択してきた仕事やその他諸々も捨てるわけにはいかない。バランスの取り方を確立することこそが来年の課題かな。

いずれにせよ、目の前のことに一喜一憂せず、前に進むしかできない今はきちんと地に足ついて生きていきたい。そこに「楽しい」がたくさんあるといいですね!

自分の曲を演奏すること

随分と冷えてきた昨今。

僕はのらくらと風邪もひかず過ごしています(常時体調は悪いが)。

さて、更新したのは何を隠そう、

餞に染まるよ、初ライブを終えたからです!!(2日前)

暖かく迎えてくださった山手インバーハウスの皆さん、見ていただいた方には感謝です。

セットリストと演奏所感

セトリは以下の通り

  1. あなたとの香りは(オリジナル)
  2. 夜明け(オリジナル)
  3. クレーター(オリジナル)
  4. 君の生きる街を今(オリジナル)
  5. 怪物(オリジナル)
  6. 染まるよ/チャットモンチー
  7. 恋の煙/チャットモンチー
  8. はなむけ/チリヌルヲワカ

ステージタイム40分という自身でもなかなかない長丁場でした。故にオリジナルだけで埋めることはできず…

しかしながら、今年4月からの活動で12月にライブをできたのは感無量ですね。

それで5曲もモノにできたのはなかなか頑張った。本当に。そう思います。

 

で、全体としてはライブクオリティという感じはしましたが、形にできたなと。

大抵、本番よりもその直前の練習の方がイイことが多いのはよくあることで、それは今回も例に漏れませんでしたが人様に見ていただけるモノにはできたのではないかと。

 

今回僕は夜明けとクレーターの2曲を作りました。

自分の作った曲をメンバー3人でアレンジしながら作っていくのは楽しさ多めでできて本当によかった。

特にクレーターは難しくて、練習から苦戦しまくって、ライブでは何とかできた上で、客席から「難しい曲」と聞こえてきたときには「いや、本当にそうなんですよ!」と声を上げたくなる気持ちとニヤつく気持ちが湧き上がりました。

夜明けは餞に染まるよ、で書いた私の初めての曲で、まだ作曲にも慣れていない初々しさも残る曲。初めての合わせから見るとかなりイイ形に収まった感じです。

 

しかしながらクレーター。

やってみて思いましたがもっとのびしろがあるのでは?と思いました(個人の感想です)。

もっと回を重ねて、より良くしていきたいなあ、と思ったりとかなんとか…

 

反省

僕個人としてはたくさんの課題に囲まれたライブではありました。本当に山積みです。

 

前々から考えすぎる質ではあり、それはBPMがいくつだろうがそこに乗せられるものでもなく、迷いがスティックを揺らし、リズムを狂わせてしまう。

思慮深い、と言えば聞こえはいいが考えるのは演り始める前にしろよということで、いつもいつも演奏に迷いが出てしまう。振りが遅れてオカズがグダって、さらにそれがオリジナルともなれば…

 

演奏のこともさることながら、もっと周りをしっかり見れるようにならないと、と思ったのもあります。

あまり他人の目を見て喋れない性分が存分に出てしまい、アイコンタクトが少なめでしたね…あと笑顔も?少なかったかな?中学の頃から心掛けていたんだけれどなあ。

 

というのも、何故か始まるぞというドラム椅子に座った瞬間から謎の緊張が走ってしまい、気持ち的に負けてしまっていたところがあったと思います。いやー、戦う前から負け戦

もっともっと、アドレナリンを出せるようにしないとですね。反省。

 

最後に

餞に染まるよ、は個人的に賭けているバンドです。

そうでなければこんなに曲を書かないからです(月に2曲?くらいは書いているかも…)。

賭けていると言っても動員が〜とかでもなく、私の思考を溶かして曲を発信する場として、末永く続いて欲しいという意味で、賭けているバンドなんです。

こう言うとなんだか僕が縋り付いてわがままにという感じがしますが、それだけじゃなく仲良く、ときにきちっと、ときに緩く飲みながらもやっていける場になっていると思います(僕は)。

本当に偶然ですが、同じ歩幅で歩けるメンバーと出会えてよかったと心から思っています。もしかしたら歩幅を合わせてもらってるかもしれませんが…

 

そんなバンドの第一歩、これはVo.&Gt.のあじたまのギタボデビューだったりして、そんな場所で出来たのも嬉しいです。最高のギタボ、フロントマンでした。

そして僕の拙い曲でアレンジをしてくれて素敵なベースを弾いてくれるさばみそにも感謝です。本当にいいベースラインを弾いてくれるんだ…

そんな二人にも応えられるように僕も引き出しを増やしていかないとですね。日々努力です。

 

最後になんとなんと、既に次のライブが決まっています

スタジオアクト町田にて2026年2月1日、トップバッターでのライブです。アツい!!

新曲も携えて出陣予定なので是非、皆様よろしくお願いします。

これからも末永く餞に染まるよ、をよろしくお願いします。

【ライブ感想】2025.11.05 the cabs@豊洲PIT

めちゃくちゃご無沙汰になってしまった。前回はシネマの野音!?そりゃああれはとてもよかった…今でもありありと…というのは置いておいて。

今回のライブは書き残さなくてはと思った。そもそも久しぶりのライブ参戦でしたからね。

言わずと知れた伝説のバンドthe cabs。このツアー最終公演でした。すごかった。

初見さんながらも感想を以下の通り。

前提

ライブについてだけであれば本題からお読みください。

ええと、この記事に関しては前提を。

僕は年齢にしてはリアタイしていてもおかしくはなかったが、残念ながらリアタイ勢ではない。

で、the cabsを知ったのはもっとずっと前だが、実際聴き出したのは再結成となるほんの少し前。

元々マスロック的なものは知っていても本腰入れて聴き出したのは昨年People In The Boxにハマってからというもので、そこからズルズルとあれやこれやと聴き出したのだった。

で、その矢先の今年頭のthe cabs再結成。歴浅でも驚いた。

活動が止まった理由は伝え聞いてはいたし、それでも今は皆それぞれの活動をして、一人は海外で活動していると聞いていたから、このタイミングで再び3者が集まってバンドをやるとは。考えも及ばず驚きとともにチケットを取ろうと思った。

しかしながらだいぶ新参な私。皆々様と同様に一次から入る気にはなれず。二次以降から細々と参加して、恵比寿リキッドを落ち、O-Eastを落ち。最後の希望で豊洲PITになんとか通った。

キャパ3000人。これは他に比べると大きい。生で聴くことができるのなら何でも!と思ったことを思い出す。この後のことも知らず。

 

ここまで書いてきたチケット取りまでのことは夏より前の話だ。それから記憶に新しい酷暑を経て、急激に冬めいた秋へ。

ここで他人にべらべらと話すことでないと承知で話すが、僕はとんでもない鬱に苛まれていた。

日々外へ出ることも苦しく、もちろん仕事へ行くのも腹を痛めながら。それすら叶わず涙を流すような、おおよそ常人では理解できないような怠惰に見える苦痛の日々を送っていた。

ふと、「そういえばスマホ用チケットの発行があったな」と発行日から少し過ぎて思い出した。探して発行ボタンを押してみる。どうせ3000人のキャパだ。2000以降でも全然、その場にいられるならと思った。

その思考を裏切った二桁。二桁!?嘘だろ!?おいおいおい?!?

興奮が止まらなかった。これって選ばなければ最前?ならずとも前方いける?嘘だよね?え?

誰かに話したかったがそうもいかず、そっとその心を収めた。

 

そして当日。あの日の興奮はどこへやら。鬱がむくむくと勢力を増した僕はそもそも外に出ることすらはばかられて、「ああ、ライブあるけど…面倒くさいかもしれない。」くらいの感覚がわずかにあった。

それでも、僕は何とか外に出られる状態を整えて、会場へ向かうことを決めた。きっかけはなんだったか、そんなものはなかったかもしれない。ただ、その音楽を聴きたいと思ったのかもしれない。

部屋からもわかるほど外は寒かった。ある程度の厚着をして会場へ向かう。物販も行きたかったがそれも時間的に叶わない。

やっと着いた会場は人で溢れかえり、「ああ、この感じが少し苦手だったな」と思いもした。でもそれだけ人々に待望されたバンドだったのだと改めて認識した。SOLD OUTの文字がそれを保証した。

わくわくで入場するとなんと2列目に。

 

ほぼ目の前に全てのセットがあった。特に目を引くのがドラム。職業病みたいなところである。

思ってはいたがシンプルなセット。というか僕とセットしている数そのものは変わらないのでは?配置は全然違うし、そのセット内容も違うがかなりシンプルなセットからアレが鳴る。より一層演奏が楽しみになった。

 

本題

一曲目のanschlussから、照明も相まり、コンタクト越しの瞳が潤むのがわかった。

神々しい、という言葉が最も近いのか?音がうわっと響くと「本物がいる!」という気持ちが僕の胸にも迫った。

近すぎる。何を見ればいい?ドラムが気になる。でも國光さんもかっこいい。どうすればいい?

僕はキョロキョロしながらニコニコしていた気がする。そして目はウルウル。もうわけわからん。情緒はすごいが本当に感動しかない。

 

曲間の音源にないやりとりもすごい。なぜ合う?後ろにクリックがあるにせよ、なぜ合う?これが、これがバンドなのか?

というかそれ以前になぜこの曲でこんなに合うし、パフォーマンスができるんだ?

もう本当に無限になぜ?とかっこいいが雪崩を起こす凄まじいライブ。

 

首藤さんの少年のような声は13年の時を超えても健在で、麗しく響き、the cabsたる姿を見せていた。

そして首藤さんのMCを借りるなら“化け物”の両脇一太さんと國光さん。これはもう筆舌尽くせぬほどの圧巻。國光さんについてはこんなに音がたくさん鳴っていたんだと思わされるものだった。

一太さんはやはり目にすると、思ったよりもリアリティのある動きをしていると思った。にも関わらずすぐに出来るとは全く思えない音が鳴る。“爆撃機”と言われるものの、実際は魔術師に近くないか?と思わされた。この手に届きそうで届かない感覚はそそられる…なおさらコピーしてみたいとさえ思ってしまった。

 

何よりも距離もあったのか初めて腹が、内臓が揺さぶられる感覚があった。初めての感覚。これはすごい。心地良くも脳天まで揺さぶられるような快楽の類。

 

ただひたすら「すごい」の応酬。

美しいとも言い換えられるほどのアンサンブル。

花のように、sarasaチャールズ・ブロンソンの展開はもはや息もつけぬほど。これが、これが伝説のバンドかと。

かっこいいなんかではもう言葉が足りなかった。

何と形容すればいい?かっこいい、美しい、凄まじい、日本語にこれを形容する言葉があろうか?少なくとも僕の辞書にはなかった。放心に近い心で彼らの音楽を浴びていた。

意味がわからない。そのままに國光氏はギターを目の前の観客に預けて去っていった。嘘のような光景だった。

何を見て、何を聞いて、何を覚えれば良いのか。

ぼんやりしたままにこのライブは終わった。

 

もはや3人を一体としての化け物の演奏だったと思う。

 

あとがき

もうぼんやりしていたこともあったし、頭を冷やしたくて豊洲から一駅歩いてみたりもした。

それでも、すぐにthe cabsを聴くことなんてできなかった。それも、あのthe cabsを聴くと13年前の音源を聴くことができなくなっていた。

あのときを確かに想起させるが、それとは違うthe cabs。これを受け入れられなくなっていたのかもしれない。

そしてあれから1週間も経とうという僕もまだ、ろくすっぽ音源を聴けていない。一つの干支以上を巡ったあの、豊洲のthe cabsはここにない。

美しく、ある種の再臨を果たしたthe cabsに僕は魅入られてしまった。

 

ここからはかなり内省が入るので、読みたい方のみ。

途中までは「こんな身に余る幸せ。受けたこの日に死ぬのが最も幸せだ」と思っていた。

だが、途中から「死んでしまってはもう二度とこれに出会えない」と惜しむ気持ちが強くなり、アンコールの一太さんの“モルゲン”への話を聞いて改めて「明日も頑張っていこう」とふと思った。

歴浅でもこれだけの感慨を生むthe cabs。僕はこれからも追い続けることを間違いなく決めた。

これを続けていくことを決めたthe cabs。僕が見ていける限り見ていきたい。

【ライブ感想】2025.06.08 cinema staff@日比谷野外音楽堂

初めてのcinema staffのライブ。

ライブ映像は手元にあったんだけれど、生で観る前に観るべきか…と悩み続けて観てこなかった。

なので完全に初見のライブでした。これが良くてまあ…

生で観たが故にまた観たくなりました。せっかく今回先行特典でDVDも貰えたのでたくさん観ちゃおうかな…!

 

本題

単発なので曲目も出しながらお話しします。

なんか、バンドってこういうことだよなあ、としみじみ思ってしまった。もちろん他で観ているバンドがそうじゃないわけではなくて、でも確かな“バンド然”としたものをひしひしと感じた。

曲間をいい感じに繋いで、メンバーが煽って、緩急つけながら盛り上がるところでバンバン盛り上がって…ピュアな楽しさと、その合間にある自分の心象風景と重ねる感覚。これがライブを観に行く良さだよね。

開けた日比谷野音という空間で少しずつ音に、世界観に吸い込まれていく感覚。ああ、もっと詞を読み込んでくるんだったなあ、と少し帰り道後悔があったものの、久しぶりに込み上げてくるものがあった。正直、後半のdramaからは目に涙が浮かんでしまいました。

以下、端折りながら自分の中で強く残ったものを言及しつつお話。

 

岐路から始まるセットリスト。(再録のHYPER CHANTを除けば)最新の曲から始まるキラキラ感!既にそこから引き込まれてしまった。

そして何より飯田さんの歌の上手さ。一人ギターと声で導入するそれだけでグッと引き込むその魅力は凄まじい。ライブを通してその歌声の魅力を痛いほどに感じた。

そしてコーラスもすごい。三島さんの歌もめちゃくちゃ上手くて、「もうこのバンドなんでもできるじゃん…」と思ってしまった。いやあ、もう、本当に一曲目から「えらいところに来てしもうたなあ」と思わされました。

 

少し脇道に逸れますが、やはりspotifyのThis is〜系を聴いているとライブでも「これこれ!」となれる。

僕のように「全曲書き込んではいませんが、漠然と好きで聴きに来ました!」という人には大変助かります。ライブでも聴き馴染みのある曲が多くて、ある種の導入として機能してくれる。もちろん、間違いなくいい曲が多いしね。

 

最近フェナメナルマンがすごく好きで、聴くことができて大変よかった。

上述の通り、ずっとディスク版の民だったので聴き始めた頃はイマイチ、ピンと来ていなかったのだがライブで聴くとこれが!良い!

盛り上がるんだろうなと思っているとこれが間違いない。

歌詞がとても良いと最近思っていて、やはりライブでは迫るものがあってまあ、それが良い。

また聴きたいです、いや何度でも…

 

からのHYPER CHANT。ああいう盛り上がる曲は捻くれ者の僕からすると…あまり…と思っていたのだけれど、ライブで目の当たりにするとすごく好きになってしまった。

元々スポーツと紐付けられていることもあり、野外でのライブとの相性がたまらなく良い。声を出すことがすごく、気持ちいい。

 

ちょうど聴き始めた頃の最新リリースとして聴いたバースデイズ・イヴとプレキシ・ハイ。どちらも聴くことができて本当に、興奮した。どちらも違うタイプの曲だしね。

特にプレキシ・ハイは昨年のTOP3に入るくらいリピった曲で、本当にかっこいいし、生で聴いたら尚更かっこよかった。また聴きたいなあ…何度でも。

 

望郷前の飯田さんのMC。「大切な人を想いながら」の言葉。たまらないすぎる、そんな導入をされると…もう。

その孤独と手を取り合うあなたはとても美しい。

でも、未来と手を取り合うあなたは更に美しいでしょう。

この詞が私は本当に好きで。ましてや野音という環境を持ってすると、これは甚く響く言葉になった。

 

そこから続くdrama。個人的に一番心にきてしまった曲で、ここからウルウルと瞳が潤ってしまってもう…

ちょうどcinema staffを聴き始めた頃、僕は人生の分岐点にいて、ある種の“挑戦的”なことに身を置こうと思っていた。

その中でdramaを聴いて感銘を受けていた経緯を思えば、その挑戦が続いている今、生でこの曲を聴けたことが僕には身に迫る、心に深く刺さるものがあったんです。

人の心に深く沁みる歌を描かれるバンドだと改めて思いました。

 

海についても展開のある盛り上がる曲で、ここで挙げたものに限らずライブで(もとい野音で)聴いて「いいなあ」と思う曲だった。

確かに“海”はそこにあったと思います。そう思わされました。

 

そしてアンコール。久野さんのぶち上がる導入がありつつ、まさかの新曲

正直なところ、興奮していて覚えていない節が多いのが本音だが、リリースが楽しみになる、そして絶対好きになる曲だというのがしっかり心に残った。

そして最後のGATE。あんなにも生で聴くとエモーショナルな気持ちになるとは…

野次がどうとか、それはわかるけど、それすらわからんくらい没入してしまった。世界が造られた感覚があの空白で感じられたと僕は思った。

終わってしまうのは寂しかったが、最後の最後まで辻さんがいい音を奏でてくれてズーンと余韻の残る演奏に…

 

…と思えば、最後にエンドロールの演出。何回か野音は他バンドライブで来たが、こんなのは初めてだった。しんみりと余韻に浸れる時間…と思ったらまさかの新アルバム&リリースツアーの発表!!え、初見さんの僕がこんなものを、目の当たりにしてしまっていいんですか…?

あの、あのもちろんこの一回きりでサヨナラするつもりは更々なかったけれど、なんだろ…都合良すぎるなあ!!

 

絶対にまた観に行きたいし、行きたいっていうか行きます。

また壁のある空間で観ると更に凄そうな予感を感じたので、リリースツアーは行きたいかな…

想像以上にリリースが近くて楽しみが増えました。生きる理由だあ…

FCはまた…前向きに考えます!他との兼ね合いもあるけれど、全然入るつもりがあります!結構な高確率で!!

それぐらい最高の野音ライブでした!本当に、感謝しかないです!改めて、最高の出会いができました…!